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下刈りについて~植林班Part3~
皆さんこんにちは!
前回の山林MIBのブログに引き続き、植栽班の仕事PART3「下刈り」について話していきたいと思います。
下刈り作業は、主に夏に行います。
今年は異常気象で、とても暑い日が続きましたね。
6月下旬あたりに、もう8月なのではないかと思ってしまうほど暑くて辛かったです。
早速ですが、問題です!
この写真の中に、2年ほど前に植えたスギがあるのですが、どこにあるでしょうか?
正解は・・・・・
ここです!分かりましたか?
夏は、スギが1番成長できるチャンスの時期です。
しかし、その時に上の写真のように雑草に覆われてしまっていると、日差しが当たらず
あまり成長することができません。
下刈りをすることで、日がたくさん当たり、大きく育っていきます。
雑草に覆われていたスギも、下刈りをした後は・・・・
実はこんなに大きく成長していました!
下刈りはいつまでするの?
雑草より大きくなるまで下刈りをするので、だいたい植えてから5年間程度行います。
日陰もないので、とても暑く、辛い作業ではありますが、スギがしっかりと大きくなるためには欠かせない大切な作業の1つです。
雑草のなかには、ツル科の植物もあります。
ツル科の草はスギに巻き付き、放置しておくと、この写真のようにスギを曲げて成長を阻害してしまいます。
真っ直ぐ木を育てるために、下刈りの時にはツルを切り取る作業もします。
【Before】
【After】
下刈り作業は暑い中での作業なので、これまで話してきた植栽班の仕事の中では、1番大変だと私は感じます。
しかし、木が成長していくための手助けができる、とてもやりがいのある仕事です。
これからも、木の成長を見守りながら、一生懸命励んでいきたいと思います。