株式会社エフオン EF-ON

吉田康太

INTERVIEW

発電用燃料の確保に向け、社有林拡大のための山林購入営業をおこなっている吉田さん。
山林の選定から調査、査定、購入まで幅広い業務を手掛けながらも充実したプライベートを過ごす彼に、
仕事の面白さやワークライフバランスのよさを聞いた。

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入社するまでのご経歴は?

人と接することが得意で、長らく営業の仕事に携わってきました。不動産営業を経て、生命保険の営業をしていましたが、完全歩合制で自営業のような働き方をしていたため休みがほとんどなく、休みがあっても常に仕事のことを考えているような状況でした。心が休まらない感覚があり、プライベートの時間がほしいと思ったのが転職を決意したきっかけです。

エフバイオスの求人に応募された理由は?

私はこれまで不動産営業で土地建物の売買仲介と、生命保険の営業で相続税対策の提案をおこなっていました。山林の売買は土地という不動産の売買であることと、山林所有者は年配の方が多く、ほとんどが相続に関して問題を抱えていることから、これまでのキャリアを最大限生かせる仕事だと思ったのが理由です。また、山を買うという仕事自体に大きく興味をそそられたのと、裁量権が大きいということも魅力でしたね。

普段のお仕事の内容を教えてください。

航空写真などを使って購入したい山を探し、法務局で所有者を調べて査定させてもらえないか交渉します。OK がもらえれば、実際に現地を歩いて立木の種類や質、量、地形などを調査。並行して土地の権利に関する調査も進め、見積り金額を算出して所有者に売却いただけないか交渉し、売却が決まれば契約書類などを作成するというのが一連の流れです。

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どんな苦労がありますか?

同じ大分県でも方言に地域差があり、地元出身の私でもうまくコミュニケーションがとれないことがあります。特に電話だと表情やジェスチャーが見えないので苦労しますね。あまり質問しすぎても話が進まないので、わからない方言があれば後からインターネットで調べたり、上司に業務報告の際に一緒に聞くようにしています。だいぶ理解できるようになってきましたが、気持ちよく話をしている山主さんに水を差すことはしたくないので、まだまだ勉強中です。

お仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?

田舎って少し閉鎖的なところがあるので、外からくる人に対しての警戒心が強い気がします。でも、面談を重ねて何度もお会いし、信頼関係を深めていくうちに、「上がっていきなさい」と声をかけてくれたり、お土産をもたせてくれたり、だんだんと心を開いてくれるように。最終的に、「吉田さんにすべておまかせします」と言っていただけたときは大きな喜びを感じますね。はじめは怖い印象だった人も懐に入ると本当にやさしくて、仕事とは関係ないことでも親身になってくれる。また、たまたま知り合った地元の方が山主さんとつながっていて紹介してもらえることもあったりと、仕事とプライベートがうまくつながっていく田舎ならではのよさを感じています。

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これから挑戦したいことは?

今はまだ山林の購入業務しかやっていないので、実際の現場を見に行って林業の施業の知識を深めていきたいです。トラックがこの狭さの道までなら通れるんだとか、木を伐るのにこれくらいのコストがかかるんだとか、山に入らないとわからないことがあります。現場の方たちとも、もっとコミュニケーションをとって深い話ができるようになりたいですね。

職場の雰囲気はどうですか?

事業所の垣根がなく、みんなが協力して仕事を進めていくところがすごくいいですね。また、自発的なチャレンジを歓迎する雰囲気があるので、前例がないことでも挑戦させてもらえます。上司の経験上、失敗するだろうとわかっていることでも、「自分で考えてそれが最適だと思うならやってみたらいいよ」と、身をもって体験させてくれます。たまに「俺だったらこうする」と一言ヒントを出してくれることもありますが、あれしろこれしろと指示されることはほとんどありません。成長につながる職場だと実感しています。

働きやすさはどうですか?

保険の営業をしていたときは、お客様が現役で働かれている世代だったので、夕方や土日に仕事が入ることが多かったのですが、多くの山主さんは昼間にお会いすることができるので時間に振り回されることがなくなりました。どうしても勤務時間外にしか商談できないという場合はフレックスをうまく活用しています。入社してまだ日は浅いですが、休みがとりにくいといったこともなく、残業もないので、仕事とプライベートの切り替えは完全にできていると思います。趣味に費やす時間が圧倒的に増え、毎日楽しいので時間が過ぎるのがあっという間。最近の口癖は毎週木曜の仕事終わりに、「もう明日金曜なんですか。早いですね」と上司に言うことです(笑)。

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増えた余暇の時間でどんな趣味を楽しまれていますか?

ここ最近は、大分駅から車で 10 分ほどの場所に古民家を借りて遊び場にしています。山に囲まれていて人もあまり来ないので、念願だった養蜂にチャレンジしているところ。かわいいんですよ、ハチが。営業先でいただいた渋柿で干し柿をつくったり、母親がヤギ乳を絞ってチーズを作りたいというのでヤギを飼いはじめたり、やることがたくさんあって飽きません。ほかにも、釣りやスキンダイビング、バンド活動にもハマっています。体が動くうちにいろいろ挑戦したいですね。

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EF-ONグループの山林事業部 EF-ONグループの山林事業部

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