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初心者、山を歩く
こんにちは!
先日、栃木県にある当社の社有林へ行ってきました。
夏の山といえば、熱中症や蜂さされ、熊や猪と遭遇など・・・危険と隣り合わせの印象です。
入社以来、特に運動もせず、事務仕事ですっかり衰えた体力に不安が隠し切れません。
今回は、そんな初心者のドキドキな山体験をお届けさせていただきます。
~当日までの準備~
まずは持ち物の確認です。
飲み物(1.5リットル)、補食(ゼリーと干し梅)、虫よけ、日焼け止め、汗拭きシート、
着替え、熊鈴、タオル、常備薬、帽子をリュックにつめました。
後から持っていけば良かったと思ったものは、「軍手」と「スパイク長靴」でした。
同行してもらった師匠から、「しっかり朝食をとるように」ということで、
朝ごはんはもちろん、前日のアルコール摂取を控え、22時に就寝して当日を迎えました!
~いよいよ山へ~
宇都宮駅へ集合し、車で行けるとこまで向かいます。
カーナビ上では山の中のため道の表記はありません。
暫く山道をくねくねと進んでいくと、
今までは森の中だったところが、急に開けた場所になりました。
車で行けるのはここまでのようです。
そして到着と同時に大きなクラクションが3回!
どうやら、山に生息する野生動物に人間が来たことをお知らせする名目のようです。
時には爆竹をならす事もあるのだとか…。
~施業現場まで歩く~
到着後、よく見ると道路から等高線に沿ってなだらかな道が出来ています。
この道は、当社の林業チームがフェラバンチャという重機を使用して、
木を伐採しながら踏み固めて作った「作業道」と呼ばれる専用の道ということです。
この道、要所要所で丸太が敷かれて階段のようになっていたり、
登山者が滑らないような工夫がされていて、
一から作るのは相当大変なのでは?!と素人ながらに思います。
~木を伐る作業を間近でみる~
ある程度進んだところに当社の重機が見えました。
特別に、立木1本の伐倒作業を展示していただけるということで、許可もいただき、
写真に収めましたので、是非ご覧ください。
重機もいくつか見学することが出来て、無事下山しました。
~山を見た感想~
まず、マイナスイオンを浴びるととても気持ちがいいです。
そして、林業ってカッコイイです。
大きな重機を思い通りに動かせる、伐りたい方向に木を倒す、
技術力・忍耐力がいる作業ですが、いつかうちの息子も木こりに…と思いを馳せました。
山の中は、自分の足音が聞こえるくらい静寂でした。
普段の生活は、目に見える情報や耳から聞こえる音がとても多いみたいですね。
これにて、初心者の山体験は終了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は、山の師匠に同行していただいたため、
最小限の持ち物で天候把握や登山ルートはすべてお任せして、安全に終わることができました。
山は危険と隣り合わせのため、山のことを良く知っている方に同行していただき、
安全第一で予定を組むことがとても大事ですね。