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SNG林業街道日記 ~巨木伐倒!~
こんにちは!山林事業部SNG(=新宮)事業所です。
皆さんは、木を切り倒す現場を見た事はありますか?現在、施業をしている現場に大きな木があるとのことで、今回はその伐倒の様子をお届けします!
今回使用するチェンソーは、普段使用しているものより刃渡りが長く、排気量も大きいチェンソーを使用します。上が普段使用しているチェンソーで、下が今回使用する刃渡り90cmのチェンソーです。
先ずは、周辺を確認して倒す方向を決めます。そして、倒す方向が決まったら、受け口という伐倒方向に斜めに入れる切りこみを作ります。その後、倒す方向とは逆側からチェンソーの刃を入れていきます。
次に、クサビを打ち込んでいきます。
クサビとは、木を倒す際に使用する道具で、倒したい方向に木を傾けていく役割があります。ドアストッパーのような、先端がとがった形をした道具です。木の状態を見ながら、慎重に打ち込んでいきます。おりゃ~~~!!
今回は、クサビを3枚、打ち込みました。
そして、クサビを少しずつ打ち込みながらチェンソーで切り進めていき、遂に・・・
切り倒せました!!
伐倒した後の玉切り(木の長さを切り揃えて丸太にすること)は、通常は重機で行いますが、木が太すぎて重機では切れないため、チェンソーで行います。
最早、木に抱き着いている感じですね。
写真は、切り倒した木の切り株とチェンソーです。チェンソーの刃渡りが90cmなので、直径が90cm以上ある木を切ったということですね!
以上、巨木伐倒の様子をお届けしました!