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列状間伐 始めました

皆さんこんにちは! 和歌山県の新宮山林事業部です。

 

早速ですが皆さん、皆伐間伐という言葉は耳にした事があるかと思いますが、

列状間伐を知っていますか?

 

 

新宮では、9月からこの列状間伐がスタートしました。

今回は、その様子をお届けします!

 

 

先ずは、周囲の木を確認して倒す列を決めて、対象の木に印をつけていきます。

 

 

 

しかし、その前に…

背丈を超えるほどの下草を刈らなければなりません。

この斜面での作業が、暑くてとにかく大変でした。

 

 

 

そして、いよいよ伐倒をすると

きれいな列を出すことができました。

 

 

 

間伐前はこんなに暗かった林内も・・・

しっかりと林床まで日が差し込むようになりました。

 

【Before】                                                        【After】

 

 

 

きれいに整備された山を見返すと、

今までの頑張りが報われた気がして活力になります。

 

「間伐」の目的は、森林をより健全な状態にすることです。

その方法は、過密になった森林の一部の樹木を切り取ることで、林内密度を調整します。

すると、地表まで太陽光が届くようになり、残された樹木の成長を促し、

また下層植生の発達により土砂の流出を防ぐなど森林の持つ多面的機能も高まります。

しかし、これまでの間伐だと、搬出や造材にコストがかかります。

そこで登場するのが列状間伐で、読んで字のごとく、機械的に伐木列を決めてしまい、

集材も安全かつ能率的に作業ができるという特徴があります。

 

これから本格的に伐倒、搬出作業が始まります。

安全面にはより一層気を付けながら取り組んでいきたいと思います。

 

以上、新宮の現場から列状間伐の様子をお届けしました!

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